手書きのすすめ

パソコンが日常でも仕事でも主流になって手書きするということが少なくなっています。ロジカルシンキングの考える力を磨きたいと思ったら、手間がかかると思えても手書きしてみてください。

ロジカルシンキングでは、目的に合わせたフレームワークや手法を活用することが効果的と言われます。その時に必ずと言っていいほど、グループ分けやフレーム化して考えることが必要になってきます。情報だけでなく、アイデアや発想を即座に、しかも自由に書くことができるという点もメリットです。

手を動かすことで脳の活性化にも繋がると言われていて、ロジカルシンキングで思考を最大限に使うためにも手書きは効果的なのです。アイデアや発想も浮かびやすいだけでなく、記憶にも残りやすいと言われています。

ロジカル思考で方眼紙を使うメリット

ロジカルシンキングのトレーニングとして役に立つのは、方眼紙です。横罫や無地のノートもありますが、書き方の自由度がは格段に広がります。

方眼紙だと、文章はもちろん、あらゆる場所に枠や図を手早く書き込めるのがメリットです。

できるだけ大きいサイズの方がおすすめです。持ち運ぶ場合はB5が最低限、自宅やオフィスのデスクで使用する場合はA4以上を使ってみましょう。たっぷりの情報を詰め込んでも、余白十分に見やすく書いていくことができます。

さらにノートの方向を横にすると私たちの視界にフィットするので、より考えやすくなると言われています。これはロジカルシンキングで大切な視点のひとつである全体を見渡しながら考えることを可能にします。

優秀と言われるコンサルタントも実践してトレーニングに繋げているのだとか。続けていくごとに、きっと「ロジカルに考えを巡らす」ことが違和感なくスピーディーになっていく効果を実感できるでしょう。

ロジカル思考を鍛えるノートの書き方

3分割で使うというのが必須のゴールデンルールのようです。ロジカルシンキングでは「事実」「解釈」「行動」の3段階で考えていく手法が多いです。横にした方眼ノートを単純に3分割して、それぞれのポイントを書き出すようにすれば、自然にロジカルシンキングの流れに沿って考える準備が出来上がります。

その上に、「タイトルや結論」を明確にする枠を設けるとさらに考える際の軸が定まるでしょう。

仕事での問題解決、思考整理、学習など、何にでも当てはめることは可能ですので、各枠のノートの取り方のポイントをご紹介します。

「事実」
問題点や課題、それに対する状況、数字などを書き込みます。

「解釈」
それに対する解釈や分析を書き込みます。気づきや意見、感想でも大丈夫です。矢印でつなげて「つまり」「もし」「なぜなら」で繋げるとロジカルな回路がより明確になります。

「行動」
「解釈」の中に書き込んだことを踏まえて具体的な行動を書き込みます。

5分割が推奨されていることもありますが、これは思考軸をぶれさせないための「タイトルや結論」を明確にする枠と、その要点から外れる内容をメモする「備考欄」として活用します。要点への関連性は低いけれども、メモする価値がありそうであれば迷わず残すことができるので頭の隅に残る「気になり感」を払拭できます。その時の要点にしっかりと集中することを助けてくれるでしょう。