問題を発見し改善していく

自分レベルの仕事でも、組織で業務を行う中でも、またはお客様を対応する時にも常に問題は起きるものです。トラブルが発生することもあれば、課題や目標に対して計画どうりに進まないということもでてきます。そのようなときに、まず問題があるということに気付く力は、ロジカルシンキングによって鋭くなります。

的確な問題に気付くことができたら、何が根本の原因になっているのかを探ります。深く考えないままだと、本来の原因ではないことを原因と思い込んで対処してしまうとも多く、解決できなかったり、解決に時間が掛かってしまったりします。ロジカルシンキングを活用して論理的に思考していくことで見極めの間違いや問題の再発を防ぐことができます。

問題に対しての原因を突き止めたら、一番有効で効果的な改善策を考えます。改善策は具体的に落とし込むので、行動に移しやすくなります。目標は立てるけれども始めの一歩が出ないとか、継続できないということが無くなります。自然に良い結果に繋がるでしょう。

この思考プロセスを辿ることで、何も考えずに一生懸命取り組むよりも効率的により確実に、理想の成果を上げていくことができます、

伝える場面で使う

ビジネスパーソンの業務時間は限られています。その中でロジカルに考えて発信することで効率的に伝えることができます。

社内では、例えば上司や同僚への報告、連絡、相談などは、分かりやすければ的確に伝わり、進行がスムーズになったり、解決に辿り着きやすくなったりします。

伝達の内容が分かりにくいと、重複したやり取りを続けなければならず余計な時間を取ってしまいます。ロジカルシンキングでポイントを押さえ、簡潔に分かりやすく伝えることを意識しながら伝えることでミスや誤解も防ぐことができます。

お客様に対しての説明や提案のプレゼンテーションの際にもロジカルシンキングは役立ちます。説得力が増すため、納得して期待する行動に移してもらいやすくなるのです。また交渉や商談などもスピーディーに自信を持って進めることができるようになります。

理解を深めるために使う

ロジカルシンキングの思考が身に付くと、自分視点ではなく、相手の視点や捉え方に重きを置くようになります。この思考は一緒に働く上司や同僚、部下や後輩、他の部署の人たちを理解することに繋がります。

好き嫌いや感情に振り回されることなく、有効なコミュニケーションを取っていくことができるようになります。サポートしたり、協力してもらったり、ミーティングなどで一緒に何かを考える際にも役立てられるのです。

お客様の理解にもロジカルシンキングを使うことができます。お客様を大切に思うからこそ、お客様の話をしっかり聞いて、聞いたことを論理的に頭の中で整理しながら対応する必要があります。

お客様の情報は企業にとっては重要な分析材料です。お客様に本来の貢献をする、役に立つ存在になるためには確かな情報は不可欠なのです。その情報を基に、ロジカルに分析や検証を重ねていくのです。

相互理解の力が付いていると、Win-Winの結論に辿り着くことができます。ロジカルシンキングはその点も助けてくれるツールなのです。