ロジカルシンキングは、仕事だけでなく、実は人間関係や恋愛にも、とても使えるスキルです。

こと仕事においては、限られた時間の中で成果を効率的に上げれば、地位にも収入にも直結する為、ロジカルシンキングを推奨する企業も少なくありません。企業側にとっても、景気のよくない今の時代に、少ない身入りでできるだけ効率的に成果を出さなければならず、社員にロジカルシンキングを推奨する事はいわば当たり前の流れです。

しかし今回は、ビジネスパーソンにとってのロジカルシンキングは、たくさんの書籍も発行されていますので割愛して、ここでは恋愛にロジカルシンキングが使える!というお話をしたいと思います。

嫉妬とロジカルシンキング

恋愛での厄介者と言えば、「嫉妬心」ではないでしょうか。なぜ厄介かと言うと、相手の行動うんぬんではなく、自分の心がモヤモヤするからです。

でもこのモヤモヤ、ロジカルシンキングで打ち消すことができます。その方法についてお話していきます。

まず、なぜモヤモヤするのかについて、論理的に自分の気持ちを整理してみましょう。

①なぜ嫉妬したのか(彼が異性と話していた) ②嫉妬したら自分はどうなったか(彼に冷たくした) ③結果どうなったか(彼との関係がギクシャクした) ④自分の気持ちはどうなったか(自己嫌悪に陥った) ⑤今後どうしたいか(彼と仲直りしたい)

要は、嫉妬する事で何が自分を締め付けていたかというと、④の自己嫌悪だという事がわかり、結果的に⑤を望んでいるという事になります。こうなるのなら最初から素直に気持ちを伝えればよかったという事になります。

上記を自分の問いかけると、頭の中がスッキリしませんか?それにこのロジカルシンキングの利点は、思考が整理できるだけでなく、なぜ?に対する答えを考える事に集中し、感情を挟む余地がなくなり、雑念に振り回されることがなくなる事です。

しかしながら、本当に必要な事は「嫉妬する感情を失くすこと」です。そうしないと嫉妬からいつまでも解放されません。なぜ「嫉妬」の感情が生まれるのかを基軸にロジックを展開すると、「コンプレックスがあり自分に自信が無いから」と言う結論にたどり着くのではないでしょうか。そうなると「嫉妬の感情をなくすには」の答えは「自分に自信を持つこと」、「自分に自信を持つには」の結論は「自分を磨く事」という事になります。

サヨナラの回避とロジカルシンキング

恋愛というものは、楽しいこともたくさんありますが、それと同じぐらい苦しいこともあります。相手の事がどうしても許せずに泣く泣くさようなら・・・という経験のある方も多いのではないでしょうか。しかしできるだけその関係を長続きさせたい時、ロジカルシンキングを使うと回避できるかもしれません。

まず、その相手とのゴール(例えば「結婚する」など)を決めます。そしてそのゴールにたどり着くためにどうすれば良いかを論理的に分析してみます。その為のコツは6つ、①相手との関係を俯瞰で見る ②書籍や新聞で正しい情報を集める ③1度決めた事を妨害する感情を無視する ④どうでもいいことが何かを知る ⑤前述の4項目を書き記す ⑥自分が感情的になっている瞬間を自覚する。

最後に

人生の先達は、苦い顔で言います。「恋愛と結婚は違う」と。

恋愛は、自分の感情をぶつける事がある意味で目的のようなところもあり、ぶつけた結果相手の感情と共鳴すれば盛り上がり、すれ違えばケンカになる・・・そんな刹那的な側面を持ちます。しかし「結婚」となると、生活を共に続けることが目的になる為、我慢や忍耐でもって「生活を持続する」必要性が出て来ます。忍耐の割合が増えると、「結婚は人生の墓場」なんていう男性もいますが、そこは「家族を守る男性のやさしさ」であると解釈しましょう。