ロジカルシンキングの発祥などを調べてみると、アメリカのコンサルティング会社「マッキンゼーアンドカンパニーの出身者が考案したコンサルティング手法」なのだそうです。他にも少し調べるだけで、「MBA的ロジカルシンキング」やら、かなりの「賢い」人たちによって生み出されたもので、なんだか近寄りがたい雰囲気があります。

しかしながら、調べ進めて行くうちに、どうやら私たちでもその手法を、訓練次第で身に付けることができそうだとわかってきました。そこで今回は、身に付ければスマートなビジネスパーソン間違いなし、ロジカルシンキングを習得する方法についてお話していきます。

新聞を用意しましょう

実践的ロジカルシンキングの身に付け方をはじめにご紹介します。まず、ご自宅にある新聞(なければインターネットのニュース記事をプリントアウトしたもの)を用意しましょう。次にラインマーカーを2色用意します。

用意ができたら、記事の文章を、「事実か事実でないか」に色分けします。そして、色分けしたものを第三者に発表し、間違っていれば訂正をしていく・・・ただそれだけです。例えば「SNSの利用者のうち、日本でのLINEの利用者が、Facebookの利用者を上回りました」という文章があった場合、これは事実を告げています。続いての文章「インターネットの新しい波が、現実と仮想空間の境界線をあいまいにしてきました」という文章は事実ではなく、書き手側の意見や感想にほかなりません。このような分ける訓練を繰り返しているうちに、事実か事実以外か、判断のつきにくい文章が出て来ます。その場合は、なぜ判然としないのか、どのように言い換えれば事実になるのか、又書き手の意見になるのかを、分析しましょう。

この練習を繰り返す事で、自分が何かの言葉を発したり文章を発信する時に、ただ頭に浮かんだことを漠然と並べるだけでなく、自分の意見や事実を意識できるようになってきます。

文章構成を考える

日本語というものは難儀なもので、主語と述語の間に、色々なものを挟むことができます。私たちが学んできた文章の書き方も、起承転結という言葉があるように、言いたい事はいつも一番最後に持ってくることがほとんです。

しかしロジカルシンキングにおいては、主たるメッセージを最初にもってくることが大前提になります。そうなると、結論を最後に持ってくる訓練を幼少から受けている日本人はたちまち困ってしまい、ロジカルシンキングは更に不得意なものになります。

相手に伝わる文章構成とはどのようなものか・・・。例えば、背の低い人が背を高くしたい場合、「どのようにすれば背が伸びるのか」が一番相手が持つギモンであり、背が伸びるための方法が一番相手にとって知りたい事になります。そして、なぜその方法が背が伸びるのか、その根拠もわかれば腑に落ちる内容になります。

このように、言葉を発信する以上、相手に響かなければ意味がありません。この相手に響く内容を分析する事を「OPQ分析」と言います。望ましい状況(Object)と現実の間にある問題(Project)から、疑問(Question)=相手の一番知りたい情報を導き出します。そこから出てきた疑問に対する回答と、その根拠を列挙する事で、相手の興味を引く内容が出来上がります。

最後に

いかがでしたか?

ロジカルシンキングを身に付けるのに、ズバ抜けた能力も、分厚い参考書も、もちろんお金もいりません。すぐに始められるものをご紹介しましたので、ぜひ試してみて下さいね。